オステオパシーって?

オステオパシーの発祥

オステオパシー(Osteopathy)は1874年にアメリカ人医師、アンドリュー・テイラー・スティル博士によって提唱された医療体系です。語源はギリシャ語の「骨」を意味する「Osteon」と、「病・療法」を意味する「Pathos」からなる造語です。

オステオパシーは「生命の構造体に対する療法」を意味しており、人間の自然治癒力と自己調整能力を重視しています。関節や組織の正常な位置を回復させることで、体の力を取り戻すことを目指します。

アンドリュー.T.スティル博士は自身の子供を髄膜炎で亡くした経験からオステオパシーを研究し、関節の異常を治療する方法を見つけました。彼はオステオパシーを広め、世界で最初のオステオパシーの医科大学を設立しました。

アメリカをはじめとする多くの国でオステオパシーは公認されており、医師としての訓練も行われています。


妊娠中・産後のオステオパシー

妊娠中や産後の方に対するオステオパシーは、つわりや腰痛などの症状を解消し、安産をサポートします。

骨盤や内臓の調整を通じて、妊娠初期から後期まで適切な施術を行います。

また、出産後の調整も大切であり、当院の産前・産後の施術は多くの方に好評です。

お悩みやご相談はお気軽にどうぞ。

赤ちゃん・子どものオステオパシー

赤ちゃんや子どもに治療って必要なの?と思われる方もいるでしょう。

実は小さなころから身体を調整しておくということは大事であり、非常にいい効果も期待できます。

アメリカでは生まれた時から1か月に1回オステオパシーの施術を受け続け、80歳を超えるまでずっと健康だった女性がいたという一例もあります。

実は人が一番最初に受ける外傷というのは、お腹の中にいるときもしくは出産の時に受けるのです。

お腹の中にいるときにお母さんの子宮が上手く大きくならずに圧迫を受けたり、出産の時に狭い産道を通る際に首や頭、背中、手足にねじれや圧迫が加わる事で身体に問題を作ってしまいます。

そしてそれが原因で様々な症状が引き起こされたり、暫く経ってから何かしらの症状が出てきます

産まれてから2歳ごろまでの子供の頭の骨は完全な骨にはなっておらず、とても動きやすい状態なので、完全に骨になった大人に比べ非常に治療効果が表れやすく、早い内からの治療がとても有効といえます。

お子様のお身体の事で不安なこと、お悩みなどあれば一度ご相談ください。